SPP Mamiko Riesbeck
リースベック麻美子
アメリカに来て何が大変だったって社会に順応すること。私はいっぱしの大人になってから自分の選択でアメリカにやってきましたが、子供たちは違います。 突然の不本意な環境の変化。仲の良かった友達との別れ。勝手の違う学校制度や近所のお店。見るもの、聞くことすべてが新しくこれまで日本に住んで学んできたこと は一見無駄のようにみえます。これほどDisappointedなことはありません。
言葉を学び、ルールを覚え、マナーを身につけアメリカ社会に馴染んできたころになると、日本への帰国が決まる。また改めて、日本社会の受験社会に向けた勉強が始まる。 でも、自国に帰る安心感は否めません。異国アメリカで生活できたわけだし、精神的につらいこととそれに立ち向かう勇気、休まるときのないスケジュールをこなすことで時間や優先順位のマネージメント力 はなにものにも代えがたい、決してお金では買うことのできない財産となっているはずです。こうして帰国子女の底力を手土産に帰路につくのです。
ここでこうやって生徒たちと過ごしていると『当然』ともいえる即戦力、応用力を身につけ ひとまわりもふたまわりも大きくなっていくのを毎日目の当たりにしています。
SPPを設立当初、悩みに悩んでStar Power Plantという名前をつけました。何かを学ぼうとしている一人一人が私のSuper Starであり将来、このアメリカで培った適応性と柔軟な発想で日本の星になって欲しいという願いが込められているのです。Power Plantはご存知の通り『発電所』。必要不可欠なエネルギーの発信場所として それぞれの生徒が元気になるだけでなく、周りの人まで元気にできる力をたくわえて欲しいと思います。また社会的にも『やる気養成的スクール』が地域に浸透していってほしいものです。
わたくしどもSPPは生徒一人一人の居場所を提供し、ともに学習、成長していく総合学習塾です。 どうぞ、一度立ち寄って元気な私たち講師陣、および生徒たちに会いに来てください。